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ニッポンのGOHAN

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独創性とうまさに行列も納得 話題の「クロナッツ」が上陸【GOHAN特製原稿】

2015.7.6 17:30 共同通信
クロナッツ
クロナッツ

 米国・ニューヨークで、行列が絶えないという「ドミニク アンセル ベーカリー」の日本初進出となる東京店が先月20日に開店した。ニュースでもそのオープンが取り上げられるなど、大きく注目されている店を訪ね、代表商品の「クロナッツ」を頂いた。

 東京メトロ・表参道駅から徒歩で5分ほど。おしゃれな店が立ち並ぶ表参道から1本入った静かな通りに面した店に近づくと、思いがけない光景が目に飛び込んできた。およそ20人が行列しているのだ。関係者によると、別の場所にも約40人が待っているという。取材当日は千葉市で約1万人に避難勧告が出るなど、関東全域が激しい雨に見舞われていた。その悪天候を物ともせずに笑顔で待つ人たちから、その人気ぶりが伝わってくる。

 同店は2011年11月、ニューヨーク・ソーホー地区でオープンしたペイストリーショップ。ペイストリーとは小さなケーキやタルトなどの甘い菓子類を指す。独創的な商品ラインアップはすぐにニューヨーカーを夢中にさせ、ハリウッド俳優も行列に並ぶ人気店に。14年には大手サイトが「死ぬまでに行きたいベーカリー25」に選んだ。


■「ドミニク アンセル ベーカリー トウキョウ」の外観。大雨にもかかわらず、多くの人が訪れていた
■「ドミニク アンセル ベーカリー トウキョウ」の外観。大雨にもかかわらず、多くの人が訪れていた

 中でも知られるのが、「クロナッツ」。息がスッキリする、あのガムではない。「クロ」ワッサン生地で作ったドー「ナッツ」だ。ありそうでなかった組み合わせは衝撃だったのだろう、あの「タイム」誌は「2013年の最も優れた発明品25」に選出したほどだ。

 説明が長くなったが、さあ食べてみよう。サクッ、トロッ―。クロワッサン特有の食感の後に、生地に挟まったクリームの甘さが口いっぱいに広がる。あまりのおいしさに、約150グラムと決して軽くはないクロナッツが一気になくなった。

 頂いたのは、7月のフレーバー「パイナップルジャム すだちシトラスガナッシュ with 沖縄スモークソルト」。味ではなく、フレーバーだ。フレーバーは毎月変わり、同じものは2度と提供されない。さらに一度に買えるのは一人2個までという。なるほど、何度も足を運んでしまうのが分かる。

 このほかにも、アイスを包んだマシュマロをバーナーであぶった「フローズン スモア」や、チョコチップクッキーで作ったショットグラスにバニラフレーバーのミルクを注いだ「クッキーショット」など、ここでしか手に入らない商品がそろう。

 行列嫌いで、四十数年の人生で並んだことはほとんどない。でも、別のフレーバーも食べてみたい。次は並ぶか―。

 

 

榎並秀嗣@東京(47NEWS)
住所  :東京都渋谷区神宮前5-7-14
電話番号:03(3486)1329
営業時間:午前8時~午後7時

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