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ニッポンのGOHAN

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夏でもつるりと半田そうめん 熱帯化する気候を乗り切ろう【GOHAN特製原稿】

2015.8.24 8:45 共同通信
冷やしラーメン風半田そうめん
冷やしラーメン風半田そうめん

 8年ほど前に、徳島新聞社の美馬支局に2年間、勤めた。赴任して初めて、「半田そうめん」の産地として知られるつるぎ町半田を訪れた。

 山々に囲まれた盆地。限られた平地には、家が建ち並び、道路は対向する車がやってくると、かわすのに冷や汗をかく程の幅の狭さ。近くには豊かな水量をたたえる吉野川が流れる。

 そんな場所に「半田手延べそうめん」の看板を掲げた製麺所が密集している。「ここからあの半田そうめんはやってきているのか」と感慨深かったのを今も覚えている。


■スダチそうめん
■スダチそうめん

 関西ではうどん屋の看板を掲げた店でそばも売り、関東ではそば屋の看板を掲げた店でうどんも売る、という現象が見られる。四国のうどん屋はそばではなく、おでんを売っているが、それはまた別の話。

 つるぎ町半田では、そうめんを売るうどん屋がある。うどん屋におけるおまけ的な趣で、「かけそうめん」などのメニューがあるのだ。全国の他のそうめん産地でも、こうした現象が見られるのかどうか興味深いところである。

 さて、半田そうめん。夏に食欲がないときでも、つるりと食べられる。何はなくとも半田そうめんがあれば、どんどん熱帯化する日本の夏を乗り切れる...はず。ということで、つるぎ町半田松生でご両親と一緒に、そうめん製造業「北室白扇」を営む北室淳子さんに、暑い日に食べたい「冷やしラーメン風半田そうめん」の作り方を教えてもらった。レシピは次の通りだ。

 <材料(2人分)>半田そうめん2束、卵1個、ヤングコーン4本、メンマ少量、キュウリ1/2本、ナス1/2本、干しエビのつゆ 400cc、塩少々、ショウガ1/2片。

 市販のつゆでも作れるが、おすすめは干しエビのつゆ。まず、そのの作り方から。

 ①ボウルに干しエビ40㌘と水600ccを入れ、冷蔵庫で一晩おく②昆布2切れを入れて火にかけ、沸いてきたら酒とみりん各50ccを入れる③薄口しょうゆ50ccと塩で味を調える④あら熱を冷まし保存用の容器に入れ冷蔵庫でさらに冷やす


■スイカとズッキーニのサラダそうめん
■スイカとズッキーニのサラダそうめん

 これができれば、おいしさ倍増。続いて、めんと具材に取り掛かる。①キュウリとナスをスライスし、塩を入れてもむ②ヤングコーンをゆでる。卵をゆで、半分に切る③半田そうめんをゆがき、水でもみ洗いし、流水で締める④器にそうめん、ヤングコーン、卵、メンマ、キュウリ、ナスを盛りつける⑤干しエビつゆをそっと器に流し込む⑥千切りしたショウガをキュウリ、ナスに載せ、お好みで氷を入れる。

………≪徳島新聞の記事≫(全文はこちら)

 

 

木下真寿美@徳島(徳島新聞)
住所  :徳島県つるぎ町半田松生
オススメ:冷やしラーメン風半田そうめん

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