大豆パテはにおいも良し 復興めし 釜石バーガー


岩手県釜石市のパン屋さん「あんでるせん」の主人小笠原辰雄さん(63)は思案していた。釜石バーガーの生みの親だ。
バーガー第2弾の開発を急がねばならぬ。
第1弾はイワシバーガーだった。地魚をパテに使う。復興グルメには最適と考えた。
だが、問題があった。水揚げにばらつきがあり、安定生産できない。しかもパテを焼くと、パン屋さんなのに魚屋さんのにおいがする。
そこで地元業者の考案した大豆のハムに目を付けた。高タンパク低カロリー。食感はひき肉に似る。厚切りにして火を通すとパテらしくなる。
こうして昨年秋、第2弾が誕生した。パンは市の花、はまゆりの酵母で発酵させる。レタスを敷き、ケチャップとマヨネーズで味付けした。………≪河北新報の記事(2015年9月11日付)≫(全文はこちら)
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