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ニッポンのGOHAN

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冷え冷え! 体温下げる氷点下のアイスコーヒー 「過冷却」利用しシャーベット状に 東京、福岡の3店で 【GOHAN特製原稿】

2017.7.31 17:12 共同通信
「カフェ・ベローチェ」のフリージングコールドコーヒー
「カフェ・ベローチェ」のフリージングコールドコーヒー

 「過冷却」という言葉をご存じだろうか。液体をゆっくり冷やすと、凍結点以下の温度になっても凍らずに液体の状態を維持する現象だ。過冷却の液体に衝撃を与えると、一瞬で氷に変化するという不思議なことが起こる。全国に173店舗あるコーヒーショップ「カフェ・ベローチェ」は東京、福岡の3店で、この仕組みを利用した「フリージングコールドコーヒー」を8月1日から販売する。

 ペットボトル入りのコーヒーを特殊な冷蔵庫でマイナス5度まで冷却。凍結する寸前の状態で販売する。カウンターでペットボトルを受け取り、衝撃を与えないようにそろりそろりと席へ運び、氷入りのカップにゆっくりと注ぐ。するとどうだろう、コーヒーは瞬時にシャーベット状になり、カップにたまっていく。

 一口、口に含む。思わず「冷たー!」と声が出るほど冷え冷えだ。ゴクンと飲み下すと、食道から胃へ、冷たい液体が下りていくのをはっきりと感じられる。飲んでいるうちに、心なしか体温が下がり汗が引いていくのが分かる。

 氷点下のコーヒーが体温を下げる実証実験がある。横浜国立大の田中英登教授の実験では、氷点下のコーヒーを飲むことで体温が0・5度下がったという。体温を1度下げるのに100ccの汗を気化させる必要があるといい、50ccの汗が気化したのと同じ効果があることになる。


ゆっくり注ぐとシャーベット状になるフリージングコールドコーヒー
ゆっくり注ぐとシャーベット状になるフリージングコールドコーヒー

 カフェ・ベローチェでは猛暑を乗り切る手助けのため、ほかにもイベントを企画。8月31日まで週替わりの「怪談札」を配布している。札のQRコードでアクセスすると、稲川淳二らぞっとする話術で定評のある「怪談師」が語る怖い話を聞くことができる。田中教授は怪談でも体温の変化を測定。体温を0・3度下げる効果があったという。

 またカフェ・ベローチェ全店で、店のある地域の最高気温が30度以上の真夏日の予報が出ている日は、アイスコーヒー、アイスティーを無料でサイズアップするサービスを実施している。

 フリージングコールドコーヒーは東京の銀座みゆき通り店、南池袋一丁目店、福岡の天神一丁目店で8月31日まで販売。250円。 

 

 

中村彰@東京(47NEWS)
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