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文化

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【4562】眉山 特別純米(びざん)【徳島県】

2021.5.6 16:19
徳島県徳島市 吉本醸造
徳島県徳島市 吉本醸造

【日本酒研究会 全6回の①】

 足掛け15年目に突入した日本酒研究会。異業種間交流飲み会ながら、毎月欠かさず飲み続けてきた(ただし、2020年4~10月の7回分はコロナのために不開催)。草創期のメンバーJの提案で、日本全国の現役蔵の酒を全部飲む、という遠大な目的のもとに飲み続けている。一時は、飲んだことのない蔵の酒を探すのが頭打ちになり、なかなか蔵数が増えなかったが、月例会の会場をE居酒屋に移してからは、続々と新蔵酒の登場しわたくしたちを喜ばせている。

 これは、ママの知恵袋であるバイヤーKさんの活躍によるもの。Kさんはわたくしたちの既飲蔵リストをもとに、わたくしたちがまだ飲んだことがない蔵の酒を探し出し入手、月例会に出す酒のラインナップを組んでいるのだ。今回は、6種類のうち、3種類が飲んだことがない蔵のお酒。これで、わたくしたちが飲んだことのある酒の蔵は、合計1202蔵と、1200の大台に乗った。Kさんには感謝しても感謝しきれないほどお世話になっている。この場を借りてお礼を申し上げます。

 トップバッターの「眉山 特別純米」はもちろん、見るのも聞くのも初めてのお酒だ。ただ、「眉山」という小説や映画があったことは、薄ぼんやりと覚えていた。調べて見たら、さだまさしの小説だった。さて、いただいてみる。

 酒蛙「おおおっ、日本酒オールドファン垂涎の酒だ。久しぶりだよ、昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味が強い酒は」
 I 「懐かしい日本酒のニオイだね。酸がある」
 Y 「梅酒のような酸だ」
 酒蛙「普通の日本酒の酸だとおもうけど。でも、玩味をしてみれば、梅干しのクエン酸的な酸をおもわせるね」
 Y 「ほらーーーーっ!!! でしょ? でしょ?」
 酒蛙「たしかに」
 B 「日本酒の酸ではないみたいだ」
 B、I「このような香りの酒は久しぶりに飲んだなあ」
 B 「苦みもあるね」
 酒蛙「酸のほか、甘みと旨みもちゃんと出ている」
 H 「キャラが立っているお酒です」
 みんな「まさしく!」

 蔵のホームページはこの酒を「コクがあり、すっきりした後味。色んな料理にマッチ」と紹介している。

 瓶の裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合60%、使用酵母 徳島工業技術センター育成、アルコール分14.5%、日本酒度±0、製造年月 2年12月」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。しかし、蔵のホームページでは「五百万石を使用した特別純米酒『眉山』」と開示している。

 酒名「眉山」の由来について、蔵のホームページは「徳島市のシンボル『眉山』よりその名を取り、昭和63年より当社にて醸造しております」と説明している。地図を見ると、徳島市の西方に位置する山で、標高290m。

 また眉山は、さだまさしの小説。これについて、Wikipediaは以下のように説明をしている。「『眉山』(びざん)は、眉山 (徳島市)をモチーフにしたさだまさしの小説。
 2007年に犬童一心監督、松嶋菜々子主演で映画化、また同年に舞台化もされ、2008年には常盤貴子主演でテレビドラマ化された。さらに2008年には石田ゆり子主演、2009年には黒谷友香主演で舞台化もされている。舞台化の際にさだは同名の歌を作詞作曲しており、テレビドラマでも主題歌として用いられた。」

 「眉山」の全国一斉ロードショー(東宝系)に際し、この蔵は、秘蔵酒「眉山」のプレミアムボトルを記念発売した。

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