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文化

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【4537】あたごのまつ 大吟醸 出品酒【宮城県】

2021.4.10 16:02
宮城県大崎市 新澤醸造店
宮城県大崎市 新澤醸造店

【E居酒屋にて 全6回の④】

 E居酒屋で日本酒研究会の月例会を開いており、毎月6種類の酒を飲んでいる。しかし、月例会用の酒とは別に冷蔵庫には新たな酒が入る。E居酒屋のママは頃を見計らって連絡をくれる。「冷蔵庫のお酒の入れ替えしたので、ご都合の良いときにいらっしゃい」。ということで、連絡をもらったわたくしは、おっとり刀で駆けつけた。

「徳次郎」「上喜元」「玉川」と飲み進め、4番目にいただいたのは「あたごのまつ 大吟醸 出品酒」だった。新澤酒造店のお酒は、「愛宕の松」「伯楽星」など当連載でこれまで、19種類を取り上げている。「愛宕の松」「伯楽星」には、クセのない静かな食中酒、という強いイメージを持っている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 大人しく穏やかな上立ち香と含み香。やや吟醸香を感じる。やわらかく、ふくよかな口当たり。酸が軽くアクセントになっている。はかなげな、旨みと酸と苦みの、微妙なバランスの上に成り立っており、非常に気品のある酒。甘みと旨みに品があっていい。それぞれの味の要素や、飲み口など、酒質の要素すべてにおいて穏やかで品があるので、テイスティングは極めて難しい。

 瓶のラベルのスペック表示は「アルコール分17度、精米歩合40%、原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール、製造年月2020.6」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「愛宕の松」の由来は、蔵のある大崎市に、愛宕山公園と愛宕神社があることによる、とみられる。

【4537】あたごのまつ 大吟醸 出品酒【宮城県】
宮城県大崎市 新澤醸造店

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