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文化

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【4452】麓井 酒門特撰 きもと特別純米 雄町 生(ふもとい)【山形県】

2021.1.14 17:34
山形県酒田市 麓井酒造
山形県酒田市 麓井酒造

【TU会 全4回の①】

 コロナ禍で半年間、開催を自粛したTU会。再開して今回が3回目の例会。会場のB居酒屋がトップバッターとして持ってきたのが、「麓井 酒門特撰 きもと特別純米 雄町 生」だった。麓井酒造のお酒は当連載でこれまで、10種類を取り上げている。落ち着きのある、しっかりした味わいのお酒、というイメージを強く持っている。しかし今回のお酒は、何よりラベルの派手さに仰天だ。女性をモチーフにしたラベルは時々見られるが、これほど大きくて、しかも色っぽいラベル絵は初めてだ。さて、いただいてみる。

 K 「すっきりしているけど、味がある。ラベル絵の女性の味ですね」
 Y 「コクがあります」
 酒蛙「旨みがある。やさしい香り」
 K 「最初に飲むのにふさわしいお酒だ」
 酒蛙「やわらか、ふくよかな口当たり。ジューシーで美味しい」
 K 「文字通り、女性の肌のような酒だ」
 酒蛙「きめ細かくて、やわらか」
 K 「なかなかいいラベルだ」
 酒蛙「昔で言うところの“ジャケ買い”狙いのラベルだ。しかし中身もちゃんとしており、良い。甘旨酸っぱい味わい」
 K 「甘いけれど、ピリッとするところがある」
 酒蛙「果実感がある」
 K 「美味しい」
 仲居さん「美味しくてびっくり」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「『酒米の元祖』雄町と『現役最古の酵母』協会6号を使い、伝統のきもと造りで仕込んだ特別純米酒。穏やかな香りとフルーティですっきりとした味わいが特徴です」

 裏ラベルのスペック表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、原料米 岡山県産雄町100%、精米歩合60%、日本酒度+2、酸度1.6、製造年月 R02.04」

 この酒は「酒門の会」の企画もの。「酒門の会」について、同会のホームページは以下のように説明している。

「酒門の会とは、最高の品質、最高の満足をお客様に提供する全国各地の地酒専門店有志とその趣旨に賛同する蔵元が一体となり1994年9月に設立した会です。2020年現在、62件の会員酒販店と8場の蔵元で構成されています。『日本酒の世界を創造すること』を存在意義とし、市場を牽引し、且つ新しい市場を開拓し、会員酒販店及び蔵元がステータスアップし、各蔵元の商品をブランディング化していくことを目的とし活動しています」

 酒門の会に加入している8蔵(銘柄)とは「明鏡止水」「麓井」「黒龍」「初亀」「瀧自慢」「正雪」「喜楽長」「墨廼江」。この会の事務局は、株式会社「花山」(日本酒地方銘酒専門代理店、東京都台東区)。

 ネット情報によれば、麓井をつくる「麓井酒造」は1894(明治24)年創業で、鳥海山の麓に蔵を構える小さな蔵。創業当時、藩主酒井家の分家の人々から酒造りの指導を受けたことから、酒井家の「井」、地名の「麓」を合わせ「麓井」と名づけたという。現住所も、たしかに酒田市大字麓字横道32だ。

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