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文化

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【4246】久礼 純米吟醸 あらばしり 生酒(くれ)【高知県】

2020.6.19 22:39
高知県高岡郡中土佐町久礼 西岡酒造店
高知県高岡郡中土佐町久礼 西岡酒造店

【Z料理店にて 全6回の⑥完】

 Z料理店の店主はMLB、NPB、社会人野球、大学野球、高校野球に詳しく、わたくしは彼と野球の話をするのが好きだ。店主も、わたくしと野球の話をするのが好きなようで、いつも、店主の定位置の向かいのカウンター席を用意してくれる。今回もその場所に「reserve」の置物が。

 店に入るなり、店主が「蛙さんの飲んだことのない酒を入れときましたよ」。冷蔵庫を見る。おおおっ、本当だ。わたくしが飲んだことがない酒が6種類鎮座している。うれしいではないか。店主の好意にこたえ、全部飲もうではないか。

「羽前白梅」「釜屋新八」「麒麟山」「いなば鶴」「陸奥八仙」と飲み進め、最後6番目にいただいたのは「久礼 純米吟醸 あらばしり 生酒」だった。「久礼」は当連載でこれまで、3種類を取り上げている。さて、いただいてみる。

 どっしり、存在感がある。これが第一印象だった。果実香適度。味わいは甘旨酸っぱく、フレッシュさを持ち合わせながら、旨みたっぷりで、力強い酒質。それでいて非常にジューシー。う、う、う、旨い! 余韻の辛みがいい。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「土佐の一本釣りの町 久礼の地で、約240年の歴史をもつ蔵元が日本最後の清流といわれる四万十川の伏流水で仕込んだ純米吟醸酒です」

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50%、日本酒度+5、アルコール分17度、製造年月2020.01」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「久礼」は、蔵のある地名。

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