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【3998】櫻正宗 本醸造 上撰 COOL CHERRY(さくらまさむね)【兵庫県】

2019.10.11 15:11
 
兵庫県神戸市東灘区 櫻正宗
兵庫県神戸市東灘区 櫻正宗

【TU会2日目 全2回の①】

 2カ月に1回、M居酒屋で定例飲み会を開いているTU会。年に1回は遠征して飲んでおり、今回の店は、わたくしがここ数年お世話になっているF居酒屋だ。ここで15種類(わたくしだけ18種類)の日本酒を飲み、初日は終了。

 2日目はうなぎ屋だ。うなぎが出来上がる前に、お酒をいただく。冷酒は「櫻正宗 本醸造 上撰 COOL CHERRY」だった。「櫻正宗」はこれまで当連載で2種類を取り上げている。まずは冷酒で。

 さらっとした口当たりの淡麗辛口、きれいな酒質。旨み適度、酸と辛み、甘みはほのか。クセが一切ない、落ち着いた品のあるお酒だった。次に、ぬる燗にしていただいてみる。劇的変化を遂げ、一同、仰天。

 酒蛙「辛みが出てきた」
 KA「旨い!!」
 TU「さっぱりしますね」
 酒蛙「ぬる燗にしたら、まず酸が出てきて、辛みを伴う。旨みも適度に出てくる」
 W 「辛口です。美味しい。ちびちびやるのがいい」
 KA「本当に美味しい。旨い」
 酒蛙「甘みもすこし出て来ますね」

 瓶の印字のスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール、精米歩合70%、アルコール分15度以上16度未満」。

 酒名および蔵名の「櫻正宗」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「山邑家の酒造りはさまざまな近代化に取り組み、1884(明治17)年に山邑家は『正宗』を商標登録することにしましたが、酒の優秀さ故に、正宗は清酒の代名詞としてその銘は一般化してしまい、政府は『正宗』銘を普通名詞とすることとしたため、認められませんでした。その際に、政府の勧めもあり、国の花と言える紅色複弁の櫻花一輪を配し、『櫻正宗』と改称して登録商標としたのでした。それが現在の社名である『櫻正宗』の誕生でした」

 世に「〇〇正宗」は多いが、「櫻正宗」は、その第1号となったのである。

 また明治39年(1906年)、「櫻正宗」の蔵で分離された酵母が、大正6年より昭和10年まで「協会一号酵母」として全国に頒布された。当時にしては低温に属する摂氏20度で最適醗酵し、濃醇な酒を醸した強健な酵母であった。

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