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文化

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【3966】白露垂珠 純米吟醸 Fairy55(はくろすいしゅ フェアリー)【山形県】

2019.9.18 9:44
山形県鶴岡市 竹の露
山形県鶴岡市 竹の露

【TU会例会 全6回の⑥完】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は10人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

「東一 山田錦 純米」「酔鯨 純米吟醸 山田錦」「越の白鳥 純米吟醸」「一代弥山 M 純米吟醸 生原酒」「栗林 純米 生酒 金沢西根」に続いて店主が持ってきたのは「白露垂珠 純米吟醸 Fairy55」だった。「白露垂珠」は、けっこう飲む機会が多い酒で、当連載では5種類を取り上げている。とんがった部分が無い穏やかな酒、という印象を持っている。さて、この酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「おとなしい上品な酒質だ。甘みを感じる」

 TU「甘みを感じるけど、鼻に抜けるときに酸を感じる」

 KI「酸はありますか?」

 酒蛙「酸はほのか。やわらか、まろやかな酒質だ」

 SG「直前に飲んだ『栗林』が非常に良かったから、その後に出てきたこのお酒は不利だ。一番最初にもってくれば良かった」

 酒蛙「全く同感だ。舌が『栗林』を記憶しているからね。ひとことで言えば、穏やかな香り、まったりとした、きれいな、やや甘口酒」

 瓶のラベルの表示は「蔵出年月19.8、原材料名 水(月山深層水)米(羽黒産酒造好適米)米麹(羽黒産酒造好適米)、酵母 山形酵母NFKA&協会酵母1801、精米歩合55%、アルコール分15.5%、日本酒度-1、酸度1.2ml、アミノ酸度1.0ml、最適料理 新鮮魚介系和食、飲用適温帯8℃」。ずいぶん詳しくスペックを公開しているが、なぜか使用米の品種名が非公開なのは残念だ。

 ネット情報によると、この酒は「小悪魔ラベル」「小悪魔バージョン」と言われているんだそうな。どこか小悪魔なのか??? 分かりにくい。

 酒名「白露垂珠」の由来について、当連載【3451】で取り上げた「白露垂珠 純米大吟醸 氷温熟成 円熟」の瓶のラベルに「酒名『白露垂珠』は、李白の漢詩『金陵城西樓月下吟』の中の一節に由来する。『白露垂珠』は、『白露 珠を垂れて 秋月に滴る』(原文=白露垂珠滴秋月)の部分から」とある。露は珠(たま)となり、秋月に照らされながらしたたる、という意味なのだろうか。

 また、蔵名「竹の露」の由来について、「『日本の名酒』自宅にいながら蔵元巡りの旅」のサイトは、以下のように説明している。

"竹の露"の命名は、創業は安政5年(1858年)です。『竹の露』の由来については明らかではないそうです。酒蔵のある地域は昔から竹の産地だったそうです。今でも竹林に囲まれているそうで、『竹の露』と呼ぶようになったのではと言われているということです」

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