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文化

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【3933】旭鳳 純米大吟醸 八反錦50(きょくほう)【広島県】

2019.8.25 17:10
広島県広島市 旭鳳酒造
広島県広島市 旭鳳酒造

【Z料理店にて 全4回の③】

 夕方、近所のZ料理店へ。ここの店主は、わたくしが飲んだことがないであろう酒を取り寄せてくれるので、その好意にこたえ月1回のペースで暖簾をくぐることにしている。店主はMLB、NPB、社会人野球、大学野球、高校野球に詳しく、わたくしは彼と野球の話をするのが好きだ。店主も、わたくしと野球の話をするのが好きなようで、いつも、店主の定位置の向かいのカウンター席を用意してくれる。ただ、ひいき球団は、店主はジャイアンツとホークス、わたくしはベイスターズ。全然違う。だから、しょっちゅう牽制球が飛び交う。

「寒菊 純米大吟醸 五百万石50 生酒」「出羽桜 純米大吟醸 雪女神 精米歩合四割八分 瓶火入」と飲み進め、3番目にいただいたのは「旭鳳 純米大吟醸 八反錦50」だった。「旭鳳」は、今回の酒を含め、当連載で4種類を取り上げている。さて、いただいてみる。

 さっぱり・すっきりとした飲み口で、キレが非常に良い。これが第一印象だった。旨みは感じられるが、主張するわけでなく、ひっそり感じられる。余韻の苦みが良い。この苦みが良いアクセントになっており、全体を引き締めている。奥の奥に酸がすこし感じられる。大吟醸だが、香りを抑えている。上品感のある酒だが、飲み飽きしない。食中酒に適しているお酒だとおもった。

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分 16度以上17度未満、原材料 使用米八反錦 八反錦100% 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50、製造年月19.06」。

「八反錦」は広島県立農業試験場が1973年、母「八反35号」と父「アキツホ」を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定。1983年に命名、1984年に種苗法登録された酒造好適米。今や、「八反錦」といえば広島、広島といえば「八反錦」というほど、全国的に著名な酒米となっている。

 酒名「旭鳳」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「三代目濱村忠が春の暁、瑞兆あふれる夢を見たことによるもので、東にそびえる高松山に神々しく朝日が昇る。折りしも、その朝日に向かって瑞鳥『鳳凰』が輝きつつ舞い上がる夢であったことから『旭鳳』と命名それまでの『新鷹山』を改め、酒銘『旭鳳』(きょくほう)として現在に至っています」

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