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文化

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【3829】秀よし AKITA UT-2 雪国酵母 純米 原酒(ひでよし)【秋田県】

2019.6.10 22:17
秋田県大仙市 鈴木酒造店
秋田県大仙市 鈴木酒造店

【S居酒屋にて 全9回の⑨完】

 飲み仲間のK、Tと久しぶりに飲む。これにわたくしの同僚Wが加わる。場所は、何回かお邪魔し、気に入っているS居酒屋。日本酒約200種類を常備しているので、とても勉強になる。フロアを仕切るSさんは博識で、分からないことを聞くと、即答してくれ、これまた勉強になる。

 Sさんが「花見ロ万 純米吟醸 低アルコール一回火入れ」「新政 涅槃龜 96%低精米酒 生酒」「天寶一 華風車 こいおまち 純米」「川鶴 特別純米 生原酒」「白鶴 純米生原酒 荒駒 特撰」「賀茂金秀 麹交換 純米吟醸 生酒」「雨後の月 麹交換 純米吟醸 生酒」「北島 山田錦 無濾過 生」に続いて最後9番目にもってきたのは「秀よし AKITA UT-2 雪国酵母 純米 原酒」だった。

「秀よし」は、今回のお酒を含め、当連載で3種類を取り上げている。さて、今回のお酒はどうか。

 酒蛙「甘酸っぱい。辛い。辛みは苦みを伴う」

 K 「これ、辛いっす」

 T 「ぼくは、これ好き。うん、甘酸っぱいね」

 酒蛙「俺の好きなセメダイン香(ベンゼン環芳香族系の芳香)似、バナナ香似の香りがけっこう出ている。酸が出ており、キレが良い」

 K 「この酒、酸が強いので、ぼくは苦手だなあ」

 酒蛙「酸が強く、辛みもあり、力強い酒。酸に甘みと旨みがついてくるイメージだ」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「AKITA雪国酵母(UT-2)で醸した新酒を、原酒のまま一度火入れしました。リンゴやバナナの様な香り華やかで、後味すっきりのお酒です」

 裏ラベルの表示は「原料米 秋田県産めんこいな100%、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分17度、精米歩合65%、製造年月19.3」。

「めんこいな」は、秋田県農業試験場が1988年、母「ひとめぼれ」(その母は「コシヒカリ」)と父「あきた39」を交配、育成と選抜を繰り返し品種を固定。2001年に種苗法登録された主食用米。

 この蔵の創業は1689(元禄2)年。主銘柄「秀よし」の由来について、蔵のホームページは次のように説明している。

「宝暦年間(17511764年)に秋田藩主佐竹公が当蔵の酒を『秀でて良し』と激賞され、『ひでよし』の酒名を賜り、嘉永元(1848)年には藩の御用酒を賜りました」

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