文化
今年デビュー40年を迎えた作家・村上春樹さんに東京都内で会い、インタビューをした。最新長編「騎士団長殺し」で書きたかったこと、40年間の自作を貫き大切にしてきたもの、小説の描き方の変化、さらに現代社会の中で物語が果たす重要な役割と小説家の責務などを巡って、村上さんは率直に語った。(聞き手は文芸評論家・湯川豊氏、共同通信編集委員・小山鉄郎 インタビューは4月17日に行われました)
久しぶりの一人称小説 複合的コミュニケーション ギャツビーへのオマージュ ―「騎士団長殺し」には「免色渉(めんしきわたる)」という変わった名前の謎の資産家が登場し ... [続きを読む]
殺し、再生する神話 大切なリアルな感触 物語の重要な役割 ―「騎士団長殺し」の題名通り、この小説では騎士団長が殺されます。「ドン・ジョバンニ」の冒頭で一度殺される ... [続きを読む]
休まず書き続けた 最初に題名だけがあった 秋成「二世の縁」と重ねて 村上 ちょうど40年前の5月に、群像新人賞をもらいました。授賞式は確か5月8日。会場は新橋の ... [続きを読む]
先場所逆転V、2連覇狙う
陸上の全米選手権
星野69位、比嘉70位