【山崎あみ『うるおう』リコメンド #4】映画「のだめカンタービレ 最終楽章」 世界最高峰のロケ地と演奏 ※ポッドキャスト連動※

2023年02月03日
共同通信共同通信
「うるりこ」連載第4回
「うるりこ」連載第4回

 

 インターネット上に無数の動画や音楽があふれ「選ぶのが面倒」という方も少なくないのでは? ラジオDJやモデルとして活躍中の山崎あみさんが、きょうが潤うコンテンツをお薦めします。


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 2部作の映画「のだめカンタービレ 最終楽章」(前編2009年、後編10年公開。FODなどで配信中)は、ピアニスト志望の変人のだめ(上野樹里さん)と、指揮者志望のエリート(玉木宏さん)の2人を軸にした、ギャグ満載のコメディーです。


 でも、ロケ地や音楽のクオリティーが、ものすごいんです。フランスやオーストリアなど欧州で撮影していて、世界最高峰ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地、1812年設立の楽友協会大ホールで、史上初めて撮影が許された映画です。


 のだめの演奏を吹き替えたのは、中国出身の世界的ピアニスト、ラン・ランさんであったりで、クラシック愛好家や音楽を学んできた人にとっても、聴きどころ十分です。

映画「のだめカンタービレ 最終楽章」より(ⓒ2009 フジテレビジョン 講談社 アミューズ 東宝 FNS27社)
映画「のだめカンタービレ 最終楽章」より(ⓒ2009 フジテレビジョン 講談社 アミューズ 東宝 FNS27社)

 


 実は、この映画は、私の人生の全てです。声楽家である叔母の影響で、私は小さい頃から合唱団に入り、音楽に触れる毎日を過ごしていました。


 音楽学校に通いましたが、努力しても、どうしようもないところがたくさんあって、落ち込んでいた高校2年の時、のだめの映画を見て、全てがどうでもよくなるくらい笑って、吹っ切れました。


 せりふが全部頭に入っちゃうぐらい何回も見ていたら、コメディー女優になりたいと思うようになっていました。のだめの姿を見て、気ままに直感で進んでいいんだと思えて、楽になって。芸能事務所のオーディションを受けに行くと…。

 詳しくは、この連載と同じタイトルのポッドキャスト番組(無料)エピソード4のA面で話しています。記者さんたちとのフリートークです。B面(2月4日朝公開)では、リスナーさんお薦めの鉄道に関わる、あるYouTubeチャンネルを紹介しています。SpotifyAppleAmazonGoogleの各ポッドキャストで、ぜひ聴いてみてください。

※↑各ポッドキャスト名にリンクを貼ってあります。

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(ラジオDJ・モデル)

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 やまざき・あみ 1997年生まれ、東京都出身。音楽大卒。interfm(首都圏)の音楽バラエティー番組「MUSIClock」(略称みゅじろく。月―木曜午前7時~8時55分)メインDJ。講談社「with」専属モデル。2023年春、NHK・BSプレミアムとBS4Kで放送する「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」(15分×12回予定)の『定年退食』の回出演。2015年から7年間、日本テレビ系「ズームイン‼サタデー」でお天気キャスターなどを務めた。