文化
文化勲章を受けた漢字学者の白川静さん(故人)の研究を基にして、漢字の体系的な仕組みを楽しく伝える企画です。
医師(いし)になるには国家試験に 合格(ごうかく)しなくてはなりません。医術(いじゅつ)を学ぶには医学部のある学校に通わなくてはいけないのです。外科医になれば、手術もしなければいけませんね。その「医 ... [続きを読む]
ひどく疲(つか)れることを「疲労困憊(ひろうこんぱい)」と言います。この「困憊」の「憊」に「備(そな)える」という意味の「備(び)」が入っています。それはなぜでしょう。 そのことについて、白川静さん ... [続きを読む]
企業(きぎょう)の経営者(けいえいしゃ)たちは、不況(ふきょう)でも、なんとか会社を繁栄(はんえい)させたいものです。でも、それには優秀(ゆうしゅう)な労働者が必要です。 この「経営」「繁栄」「労働 ... [続きを読む]
漢字を学び始めた幼(おさな)いころ、「人」と「入」の文字を間違(まちが)えませんでしたか。覚えてしまえば簡単(かんたん)ですし、手書きなら字形もかなり違(ちが)いますが、印刷の活字だと現在(げんざい ... [続きを読む]
「深」という字も「探(たん)」という字も小学校で学ぶ漢字です。「水深がある」ので「(さんずい)」がついているほうが「ふかい」意味。八方手を尽(つ)くして「さがす」のは「探」などと覚えていました。でも ... [続きを読む]
「校庭」の「庭」の「广(まだれ)」は建物の屋根の形です。「法廷(ほうてい)」の「廷」には「广」がありません。今の感覚からすると、逆ですね。建物の中の「法廷」には屋根の「广」がなく、屋根のない「庭」に ... [続きを読む]
「贈呈式(ぞうていしき)は○月○日、××ホテルにおいて」。文学賞などの受賞作が決まると、同時に賞の贈呈式の日程(にってい)が発表されます。この「贈呈式」の「呈」が「日程」の「程」にふくまれていますね ... [続きを読む]
木や竹や紙などの中央に文字を記し、また印を押(お)して二つに割(わ)り、当事者が一片(いっぺん)ずつ持って後日合わせて証拠(しょうこ)とします。これを割り符(ふ)と言います。その「符」は「竹」と「付 ... [続きを読む]
「次回に期待してください」。そんな言葉で断(ことわ)られて、しかもその理由も理解(りかい)できず、なげいている人の姿(すがた)を見るのはつらいですね。 そのなげく人の「姿」という文字の中に「次」の字 ... [続きを読む]
胡瓜(きゅうり)、胡麻(ごま)、胡椒(こしょう)にすべて「胡(こ)」がついていますね。これらは食料関係ですが、他にも「湖」などに「胡」がふくまれています。これらのことについて、ちょっと紹介(しょうか ... [続きを読む]