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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(723)大きな鳥がゆうゆうと飛ぶ シュバシコウ 

2022.8.5 11:00
飛ぶシュバシコウ
飛ぶシュバシコウ

 

 大阪市の天王寺動物園。園内を歩いていたら、遠くの方で、大きな鳥が飛んでいる。すごく大きなケージの中を、ゆうゆうと回っている。

 そっちの方に急いで歩いて行く。どうやらこの建物らしい。入り口に「鳥の楽園」とある。

 通路を歩き、ドアを開けると、おどろくほど広々とした空間の前にいた。目の高さぐらいに、茂った木のてっぺんがあって、見おろすと、川が流れ、池にそそいでいる。あちこちに鳥がいる。

 目の前の木に大きな巣が作られ、くちばしの赤い白い鳥が1羽、立っていた。足も赤い。

 「コウノトリの仲間のシュバシコウです」と担当の堀田紗代(ほりたさよ)さん。シュは漢字で「朱」と書いて赤い色。「バシ」はくちばしのこと。そしてコウノトリの仲間だから「コウ」だ。

 「コウノトリは赤ちゃんを運んでくるという言い伝えがありますが、それはこのシュバシコウのことなんです」と堀田さん。ヨーロッパにいて、えんとつの上にも巣を作ったりするらしい。

 奥の方の木の上に立っていたシュバシコウが飛び立った。そのすがたで、さっき外から見た鳥もシュバシコウだったと分かった。

 気づかないうちに、目の前の巣のシュバシコウが2羽になっている。「メスとオスの両方が子育てするんですよ」(文・写真、佐々木央)

巣に立つシュバシコウ
巣に立つシュバシコウ

 

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