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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(692) 正面から見た顔がかわいい ゲンゴロウ 

2022.1.26 11:00

 

水中を泳ぐゲンゴロウ。進む力のもとは足にあるらしい
水中を泳ぐゲンゴロウ。進む力のもとは足にあるらしい

 

福島県猪苗代町のアクアマリンいなわしろカワセミ水族館にある「おもしろ箱水族館・生物多様性の世界」のエリアには、小さな箱形の水槽がずらーっとならんでいる。

 何種類の生きものがいるんですか?

 「70~80種です。そのうち40~50種がゲンゴロウの仲間です」とチームリーダーの平沢桂(けい)さん。

 ゲンゴロウってそんなにいるんですか? 「日本には150種ぐらい、そのうち福島県では50種ぐらい見つかっています」

 水槽の中を見くらべると、ふつうのゲンゴロウは体が大きい方だ。よく見えないほど小さいのも、水中を泳いでいる。

 気づかないだけで、わたしたちはたくさんの生きものとくらしている。このエリアはそれを実感してほしいと、平沢さんが提案してできた。

 平沢さんは昆虫少年だった。「図鑑をぼろぼろになるほど読んでました」。でも東京に住んでいたので、実物のゲンゴロウは見たことがなかった。

 小学生の時、500円持って祭りの縁日に出かけた。「300円で売っていたんです」。迷わず買った。でもその夜、家の外に出しておいたら、朝、いなくなっていた。

 だから水族館に勤めてゲンゴロウに再会した時、とてもうれしかった。

 どこが好きですか?

 「これ、この正面顔がかわいいんです。これは最大の魅力(みりょく)だと思います」(文・写真、佐々木央)=2021年9月配信

水草にひっかかるようにしてとまる。顔の魅力は伝わるかな
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