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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(681)100頭近くが暮らす楽園 カピバラ 

2022.1.4 13:00
気持ちよさそう
気持ちよさそう

 

 数えてみた。目に入るだけで60頭以上。でも、ここからは見えない場所に、もっといそうだ。

 徳島市のとくしま動物園のカピバラたち。とても広い運動場には、池や川のような水場もある。カピバラの楽園だ。

 いったい何頭いるんですか? 担当の木村善子(よしこ)さんに聞いた。

 「96頭です」。えーっ、100頭近くいるんだ。「最初はオス1頭、メス2頭で、どんどんふえてきました」

 そんなにたくさんだと、飼育は大変じゃないんですか?

 「えさがみんなにいきわたるように、運動場全体に置いています。そうじは数人で、カピバラのようすをよく観察しながらやっています」

 見ている間に、1頭が別の1頭を追いはらうようにした。けんかは起きないんですか?

 「1対1が多くて、たくさんのカピバラがからんだ闘争(とうそう)はあまりありません」

 夕方、池の中に並んで入って頭だけ出していた。温泉につかっているみたいだ。仲良しグループかな。「大きな群れが三つ、小さな群れが二つか三つあります。気の合う仲間が集まっているようで、ゆるい集団です」

 子どもがまとわりついてるのはお母さんかな。えさの草を口で受けわたしている2頭もいる。

 「運動場が広いので全速力で走ったり、ジャンプしたり…。カピバラのイメージを変える行動を見ることができますよ」(文・写真、佐々木央(ささき・ひさし)=2021年7月配信

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