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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(655)口をあけて群れで泳ぐ グルクマ 

2021.11.25 11:00
グルクマの群れ
グルクマの群れ

 

 千葉県鴨川市の鴨川シーワールドにあるトロピカルアイランド。「エメラルドの入江」からスロープをおりて行くと「無限の海」という大水槽の前に出る。サンゴ礁の外に広がる大きな海を表現している。

 大きな魚たちがゆうゆうと泳ぐ。青い体で、尾びれが黄色のウメイロモドキという魚も目立つ。

 午前中に写真をとった後、夕方近くになって、もう一度見に来たら、口を大きくあけて泳ぐ魚の群れに、目がすいよせられた。大きさは30~40センチぐらいだろうか。

 「グルクマといって日本では沖縄などのあたたかい海にいます。サバの仲間です」。担当の引馬由恵(ひくまよしえ)さんが教えてくれる。たくさんのグルクマが口をあけて泳ぐすがたは、とてもおもしろい。何をしているんですか?

 「えさを食べています。えらの一部が、くしのように口の中に発達していて、プランクトンのような小さなえさをこしとって食べているんです」

 午前中はどうして気がつかなかったのかな。「ここでは午後2時半ごろにえさをやります。最初はほかのサバの仲間のようにパクパクえさを食べていますが、大きめのえさがなくなると、口をあけて、こしとるんです」

 今は100匹ぐらいいる。「自然界で群れる生きものは群れで、みんななるべく自然な形でくらせるようにしています」(文・写真、佐々木央)=2021年1月配信

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