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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(652)日本だけにいるヘビ ジムグリ

2021.11.22 11:00
重なり合う3匹のジムグリ。1匹は上の方にのびている
重なり合う3匹のジムグリ。1匹は上の方にのびている

 

 富山市ファミリーパークの郷土動物館でジムグリというヘビを見た。しぶい茶色で地味だけれど、光を反射して美しい。肌がすべすべなんだろうか。
 くねくねと重なり合っているので、何匹いるのか数えにくい。担当の森大輔(だいすけ)さんが「3匹ですよ」と教えてくれた。
 名前はどこか外国の生きもののようだけれど、日本だけにいる日本の「固有種」だ。
 「ジムグリという名前は地面にもぐるところからきています」と森さん。「地もぐり」からジムグリ。そうだったのか。
 ヘビと言えば、首から頭がぐっと太くなるイメージがあるけれど、ジムグリは地面にもぐるために、すらっとしている。
 ファミリーパークは森の中にある。この3匹は園内で見つかった。「アオダイショウよりは見かける機会が少ないです。明るい場所で日なたぼっこをしているようなことはなくて、ちょっと暗めの所にいます」
 ヘビは毒が心配。でもジムグリには毒がない。じゃあ、つかまえやすそうだ。
 去年はここで卵を産んで赤ちゃんが生まれ、別の場所で育てている。
 「おなかは白と黒の市松もようになっているんです」。市松もようは白黒のチェックのことだ。見られないかとねばったけれど、とうとうおなかを見せてくれなかった。(文・写真、佐々木央)

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