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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(633)だんだんと大人のすがたに ブラッザグエノン

2021.10.27 11:00
お母さんにしがみついてこっちを見ている
お母さんにしがみついてこっちを見ている

 

 埼玉県宮代町(みやしろまち)の東武動物公園でこの春、ブラッザグエノンの赤ちゃんが生まれた。見に行くと、お母さんに抱かれている時間が長いけれど、はなれて遊んでいることもある。親ばなれが始まっているみたいだ。
 園の下康浩さんによると、エチオピアからカメルーン、アンゴラなど、中央アフリカから東アフリカにかけて、湿地や川辺の林に、3頭から6頭ぐらいの小さい群れで暮らしている。
 大人はひたいのあたりが三日月のような形のオレンジ色、鼻の下から、あごにかけて長い白い毛が、ひげのようにはえている。鼻の下のところは青みをおびて、きれいだ。体の灰色も、オリーブ色がまじったような深い色で美しい。
 「熱帯にいるサルなので寒さに弱いんです。冬は暖房であたたかくしています」と下さん。
 えさは野菜や果物が中心だ。「奪い合いにならないように、細かく切って、運動場の中にまきます」
 子どもの体は茶色。「生まれたときは金色の毛です」。だんだんと毛色が変わっていく。
 お母さんにくっついている赤ちゃんは、ひたいのあたりがもう、オレンジ色になってきている。
 「これからあごひげのような白い毛ものびてきます」。姿や行動が大人になっていくところも見どころだ。(文・写真、佐々木央)=2021年8月配信

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