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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(629) 世界一小さい馬   ファラベラ 

2021.10.21 11:00
夕方、散歩するファラベラのこむぎ
夕方、散歩するファラベラのこむぎ

 

 ファラベラは南米・アルゼンチン原産で、世界で一番小さい馬の品種だ。前に博物館で、はく製を見たことがある。
 埼玉県宮代町(みやしろまち)の東武動物公園にある「ふれあい動物の森」のゾーンで、生きているファラベラにあえた。4歳のメスで名前は「こむぎ」。体全体は茶色、背中と4本の足が白い。
 園の下康浩(しもやすひろ)さんによると、体高(たいこう)が147センチ以下の馬をポニーという。馬の体高とは、肩あたりまでの高さのこと。「ファラベラはポニーの中でも格段に小さい。こむぎの体高は72センチ、ファラベラの中には45センチぐらいしかない馬もいるらしいです」。そうなると、大型犬よりも小さい。
 農作業か何かに役立つんですか?
 「そういう使われ方はしていません。ここまで小さいと、背中に人間の子どもさえ乗せられません。アメリカではペットとして人気です」
 かしこいので、目の不自由な人を案内する「盲導馬」としても使われているそうだ。
 小さくても、こむぎの体重は100キロ近く。「太ると足の状態が悪くなるので毎日、体重測定してます」。100キロを超えたら、えさを減らしたり運動を増やしたり。
 「体のわりに頭が大きくて、顔がかわいらしい。目もくりくりして、まつげも長い。ぜひ見に来てください」(文・写真、佐々木央)=2020年7月配信

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