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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(623)見どころまんさいの動物 アカハナグマ  

2021.10.13 11:00
オスのチャスケ。水辺に来て見上げたので、目が合った=石川県能美市のいしかわ動物園
オスのチャスケ。水辺に来て見上げたので、目が合った=石川県能美市のいしかわ動物園

 

 石川県能美(のみ)市のいしかわ動物園の「南米の森」。大きなくちばしのオニオオハシが、木の枝に止まって、下の方を見ている。何かあるのかな。
 いっしょにのぞきこむと、下の運動場で茶色っぽい動物が動きまわっていた。しっぽが長くて、輪のようにしまもようが入っている。中型のイヌぐらいの大きさだ。
 「アカハナグマといって、南米のアンデス山脈東部やアルゼンチン、ウルグアイの森にすんでいます」。担当の坂不田雅人(さかふだ・まさと)さんが教えてくれた。
 名前にクマが付いているけれど、クマには見えない。「アライグマの仲間です。もっともアライグマも、なんでクマが付いているのか、分からないですけど」
 ここにはメスが1頭、オスが2頭。オスのタンビは後ろ足で立って、えさをねだるすがたが人気だ。「たまーに、両手でえさをキャッチすることもあります」
 野生ではメスと子どもたちが集まって、5~12頭のむれでくらす。「長いツメと強力な前足で地面を掘って、虫などを食べているそうです」
 その長いツメは木のぼりにも役立つ。「子育てをするための巣は木の上に作るんです。メスのソラは木のぼり上手で、ツメをひっかけて、高いところまでさっとあがっていきます。ロープで綱わたりもしますよ」。見どころがまんさいだ。(文・写真、佐々木央)=2020年5月配信

メスのソラ。しっぽのしまもようもきれいだ=石川県能美市のいしかわ動物園
メスのソラ。しっぽのしまもようもきれいだ=石川県能美市のいしかわ動物園

 

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