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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(622)赤い色で毒があると警告 アカハライモリ 

2021.10.12 11:00
小さいけれど、恐竜みたいな姿のアカハライモリ=石川県能美市のいしかわ動物園
小さいけれど、恐竜みたいな姿のアカハライモリ=石川県能美市のいしかわ動物園

 

 1匹が水の中をゆっくり泳いで、岩の上にふわりとおりる。横にいた別の1匹が、上の水面の方に泳ぎ始める。ウエストのあたりがふくらんでいて、太ったおじさんみたい。しっぽは長く、おなかに赤いもようがある。
 石川県能美(のみ)市のいしかわ動物園の「郷土の水辺」に、アカハライモリがたくさんいた。いったい何匹いるんですか?
 「24匹か25匹ぐらいです」と担当の坂不田雅人(さかふだ・まさと)さん。毎年、ここで卵を産んでかえり、ふえている。「去年は6匹生まれました」
 水中を泳ぎ回っているイモリは体長10センチぐらいありそう。「でも去年生まれの子どもなんかは小さくて、コケの間などにかくれています」
 イモリとヤモリは、すがたも名前もにていて、ちがいがよく分からない。調べたら、イモリはカエルなどと同じ両生類、ヤモリはヘビやトカゲといっしょの爬虫類だった。
 本州や四国、九州にいるイモリの仲間はこのアカハライモリだけ。鹿児島の南の奄美から沖縄にかけては、シリケンイモリとイボイモリがいる。
 フグと同じ種類の毒を持っている。おなかの赤い色は「毒があるよ」とアピールするための「警告色」らしい。
 飼育していてあぶなくないですか? 「触った後にちゃんと手洗いするとか、注意していれば大丈夫です」(文・写真、佐々木央)=2020年5月配信

1匹で泳ぐアカハライモリ=いしかわ動物園
1匹で泳ぐアカハライモリ=いしかわ動物園

 

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