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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(603)長風呂対決に勝てない理由 カピバラ 

2021.9.16 11:00
打たせ湯をするカピバラ=埼玉県こども動物自然公園
打たせ湯をするカピバラ=埼玉県こども動物自然公園

 

 埼玉県こども動物自然公園に、この冬もカピバラ温泉がオープンした。大浴槽にカピバラたちが何頭も。ふろおけに入って打たせ湯をしているカピバラもいる。
 やっぱり気持ちいいんだろうか。みんな無表情だけれど、なんかあいきょうがある。
 担当の中村隆紀(たかのり)さんによると、運動場にはいま大人が4頭、子どもが5頭。おばあちゃんから孫まで3世代だ。子どもが打たせ湯に入っていても、大人のカピバラが追い出したりはしない。でも、子ども同士だと争いもあるそうだ。
 もともと南アメリカのアマゾン川流域などにいるので、日本の寒い冬は苦手。温泉を最初に考えたのは静岡県の伊豆シャボテン動物公園だった。
 その伊豆と、ここ「埼玉こども」に、あと3園が加わり、毎年「長風呂対決」をしている。どのカピバラが長く温泉に入っていられるか。前回、埼玉の代表は最下位、今回は4位。残念。
 「寒いと長く入るから、雪が降るほど寒い栃木県の那須どうぶつ王国は強いです」と中村さん。
 夕方、部屋にもどる。ぬれた体でかぜをひかないのかな。「水によく入る動物なのでかわきやすいんです」。水をはらう胴ぶるいも軽くするだけ。
 「1月、2月と寒くなっていくと、温泉につかるすがたは見ごたえありますよ」(文・写真、佐々木央)=2020年1月配信

カピバラ温泉につかるカピバラたち=埼玉県こども動物自然公園
カピバラ温泉につかるカピバラたち=埼玉県こども動物自然公園

 

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