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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(600)「入るよ」と声かけケージ内に ダルマワシ

2021.9.13 11:00
ダルマワシは目の力がすごい=名古屋市の東山動植物園
ダルマワシは目の力がすごい=名古屋市の東山動植物園

 

 体は真っ黒。くちばしから目のあたりと足の先だけが赤い。上のくちばしが曲がって下に突きだしている。食いつかれたら、痛そうだ。2羽が並んでいる。
 名古屋の東山動植物園にいるダルマワシ。担当の前田悠介(ゆうすけ)さんによると、アフリカ大陸のサハラ砂漠より南のサバンナや低い木のしげる場所にいる。一日中ほとんど、空を飛んでいるそうだ。
 ワシやタカ、フクロウなどの猛禽類は、野生ではいつも狩りに成功して、毎日えさを食べているわけではない。だから動物園でもえさを食べない「絶食日」がある。
 「ここでは週3日ですが、秋ぐらいからよく食べるようになるので、絶食日を減らしたりして調整します」。寒い冬にそなえて、エネルギーをたくわえてもらうためだ。
 2羽はつがいで、仲がいい。「どっちかがえさを全部食べてしまったり、取り合いになったりということはありません」
 午前中によく、ケージの中に植えてある木の枝の先をくちばしで切り取って、巣作りのために運んでいる。
 そうじや、えさやりのためにケージに入るとき、前田さんは必ず「入るよ」と声をかける。
 「入ると警戒するんですけど、なるべくストレスが少なくてすむようにしたいんです。中にいる時間も短くなるようにしています」(文・写真、佐々木央)=2019年12月配信

仲良しの2羽
仲良しの2羽

 

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