メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(560)オレンジ色のしっぽが目印 オーネイトカウフィッシュ

2020.5.29 12:00
オレンジのしっぽに白いもようがおしゃれだ
オレンジのしっぽに白いもようがおしゃれだ

 

 山口県下関(しものせき)市の市立しものせき水族館「海響館」はフグの仲間がいっぱい。とてもカラフルな魚たちの水槽があった。「つめたい海のフグ」と書いてある。冷たい海の魚って地味だと思っていた。ちがうのかな。

 担当の園山貴之(たかゆき)さんが教えてくれた。「ここにいるのはオーストラリアの南の方にいる魚たちです」。南半球オーストラリアの南ということは、南極に近い。

 「水温が高くても18度ぐらい、下がってくると10度ぐらいになる海にいる種類です。熱帯魚みたいに見えますけど、熱帯の魚ではないんです」

 この水槽には12種もの魚たちがいる。そんなにたくさんの種がいて、育てるのは大変じゃないですか?

 「フグの仲間は気性があらい種類が多い。歯でかみ合うので養殖場などでは歯を切ってしまう。でも自然のすがたでなくなるので、ここでは歯は切りません」

 どうやってけんかを防ぐんですか?

 「同じ種でも個体によって性格がちがう。よく見きわめて、この子とこの子ならだいじょうぶという組み合わせでいっしょにします」

 12種のうち、オスとメスのもようも色も全然ちがう種もある。見分け方を教えてもらっても、すぐ分からなくなる。でも「オーネイトカウフィッシュのオス」だけは分かるようになった。オレンジ色のしっぽが目印だ。(文・写真、佐々木央)=2019年3月配信

最新記事