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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(478)実験に付き合ってくれてありがとう ヒメアイゴ 

2018.11.21 11:53
プラスチックの野菜には無関心なヒメアイゴ
プラスチックの野菜には無関心なヒメアイゴ

 

 水槽の底にいろんな野菜がおかれ、上を魚たちが泳いでいる。横浜市の中華街にあるヨコハマおもしろ水族館の「野菜を食べよう!水槽」。

 担当の安田賢史(さとし)さんによると、野菜類はプラスチックなどで作られている。魚がかじったりしませんか? 「それはしません。においでわかるのかもしれません」

 水槽の上に映像モニターがあり、魚たちが本物の野菜をどんどん食べるところがうつっていた。「アイゴやハギの仲間は海藻類を食べます。水族館ではキャベツやコマツナをやりますが、じゃあ、ほかの野菜は食べないのかなと思って、実験してみたんです」

 結果が表になっていた。すぐに食べたら◎、そのままでなく切ってやって食べたら○、時間がかかったり、ある部分だけ食べたりしたら△。12種類の野菜のうち◎がキャベツやニンジンなど7、○が3、△が2。食べなかったものはなかった。

 水槽にはナミダクロハギやヒフキアイゴ、ヒメアイゴなどが泳いでいる。「どの魚も野菜をよく食べますが、ヒメアイゴが一番食べるようです」と安田さん。ヒメアイゴは夜、真っ暗になると、黄色と銀色の部分が消え、茶色っぽくなるそうだ。

 「魚たちには、実験に付き合ってくれてありがとうと言いたいです。みんなも魚に負けず、野菜をどんどん食べましょう」(文・写真、佐々木央)=2017年7月配信

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