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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(475)下敷きになっても平気? オオグソクムシ 

2018.11.17 15:44
重なり合うオオグソクムシ。だれかの下になっても気にしないみたいだ
重なり合うオオグソクムシ。だれかの下になっても気にしないみたいだ

 

 横浜市の中華街にあるヨコハマおもしろ水族館にいるオオグソクムシ。海にいるけれど魚ではない。「ダンゴムシやフナムシの仲間で、その中では日本最大です」と担当の安田賢史(さとし)さん。体長は10センチぐらいかな。

 「グソク」は漢字で「具足」。武士のよろいなどのことだ。

 大きな水槽にたくさんいて、重なり合っている。少し泳いで、また仲間の上におりるのもいる。何匹いるんですか? 「ここに約140匹、さわることができるタッチプールにも10匹以上います」

 さわり方もちゃんと書いてある。おなかや口にはさわらず、背中側を持てばいいらしい。やってみた。あまりあばれない。たしかに、よろいのようにかたい手ざわり。水にもどすと、すうーっと泳いで、すみの方に行ってしまった。

 深海にすんで、魚の死がいや、弱って動けない生きものを食べている。「海のそうじ屋」とよばれているそうだ。

 深海は冷たい。「水温には注意しています」。水槽に水温計が付いていて、13度だった。

 初めて見たとき、安田さんもそのすがたに、おどろいたそうだ。「もしこれが陸の生きものだったら、わたしはさわれなかったと思います」

 でも安田さんは海の生きものが大好き。「海の生きものだからこそさわれます」(文・写真、佐々木央)=2017年7月配信

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