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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(472)ニワトリを丸ごとガシガシ アムールトラ

2018.11.6 17:23
「ごはんですよ」の時間
「ごはんですよ」の時間

 

 京都市動物園では土曜日に「ごはんですよ~」というイベントがあって動物がえさを食べるようすを見ることができる。これからアムールトラのごはんだ。

 ケージの中央に羽根をむしったニワトリが丸ごと1羽。そこにトラが来て食べ始めた。ガシガシと食べる音まで聞こえる。

 副園長の坂本英房(ひでふさ)さんによると、京都市動物園は町なかにあるので、土地が広くない。トラのために大きなほりをつくったりできないので、網を2重にしている。網と網の間は15センチ。トラがつめをだしてもこちらにとどかない。すごく近くで見ることができる。

 「いま食べているのはオスのオクです。ほかにオクのお母さんと弟、全部で3頭います」

 ただ食べるだけじゃなくて、時々なめて楽しんでいるように見える。

 「それもあると思いますが、羽毛が付いているえものを食べるときは、なめて羽毛をとるんですよ。そのために舌はすごくザラザラです。羽毛がなくても、そういう行動が出るのかもしれません」

 すぐ近くで、丸ごと食べるから迫力がある。

 「内臓もふくめて食べることでいろんな栄養をとることができる。お肉だけだと、たりない栄養がいろいろあるんです」。丸ごとなのは、迫力を感じてもらうためじゃなくて、ちゃんと健康のためだったんだ。(文・写真、佐々木央)

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