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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(468)自分を試そうとする5歳のオス アジアゾウ

2018.10.29 17:14
左の白いキバが見えるのがトンカムだ
左の白いキバが見えるのがトンカムだ

 

 京都市動物園にはアジアゾウが5頭もいる。美都(みと)というメスがずっと前からいて、そこに2014年、ラオスから子どものゾウ4頭が加わった。

 副園長の坂本英房(ひでふさ)さんによると、やって来たのはメス3頭、オス1頭で今、9歳から5歳。

 一番年上はトンクンというお姉さん。「9歳になったばかりですが、もう4頭のまとめ役です。みんな彼女をしたっていて、不安になると彼女のところに集まってきます」

 大きくて無敵に見えるゾウでも不安になることがあるんですか?

 「ヘリコプターが低く飛んでいたり、工事でクレーン車のクレーンが立ち上がったりすると、こわいと思うようです」

 一番年下は5歳のオス、トンカム。体は小さいけれど、白いキバが目立つ。今、お姉さんの1頭とぶつかり合うようにした。「最近、キバも生えて力もついてきたので、お姉さんたちを押したり、キバでつこうとしたり、一生懸命、自分を試そうとします」

 度がすぎて、お姉さんたちともみ合いになったりすると、まとめ役のトンクンがやって来て、間に入る。「そういうのを見ると4頭来てくれて良かったなと思います」。

 えっ、トラブルは面倒じゃないんですか?

 「動物園でゾウたち同士の関係やいろんなやりとりが見られるなんて、なかなかないでしょう」(文・写真、佐々木央)

 

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