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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(465)こう見えて水中が得意 シタツンガ 

2018.10.26 14:10
夕方になって池の中に入った。大きな耳が目立つ
夕方になって池の中に入った。大きな耳が目立つ

 全身が明るい茶色。白いもようが入っていて、きれいだ。耳が大きく、黒い目も大きい。

 神戸市の神戸どうぶつ王国「ペリカンラグーン」にいるシタツンガ。見た目はシカにそっくり。「お客さんもよく『シカだ、シカだ』って言いますが、ウシの仲間なんですよ」と担当の馬場瑞季(みずき)さん。

 アフリカ中部の沼のそばや湿地でくらしている。泳ぎが得意。おそわれそうになると、走って水中に飛びこんだりするそうだ。水中では鼻だけを水面に出して息をして、敵が立ち去るまでじっと待つ。

 ここにはメスが4頭。ペリカンラグーンの池の中州(なかす)にいることが多い。中州は歩いて入れる。2頭が頭をよせて、えさの草を食べていた。

 馬場さんに「すぐ近くにいて、さわれそうだったけど、やっぱりさわっちゃだめかなと思ってがまんしました」と話したら「さわろうとしたら、すぐにげますよ」。

 そう言った後で馬場さんが付け加えた。「ここのシタツンガの見どころは、すぐそばまで近づけること。外のエリアにはシカもいますから、よく見くらべてみたら、にている部分や、ちがいも見えてくると思います」

 夕方、もう一度シタツンガに会いに行くと、池の中に入ってのんびり葉っぱを食べていた。やっぱり水が好きなんだ。(文・写真、佐々木央)=2017年4月配信

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