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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(454)訓練しないと渡らなかった橋 トカラヤギ 

2018.8.27 12:37
去年生まれのトカラヤギ、キャラはお母さんのクッキーにくっついていた
去年生まれのトカラヤギ、キャラはお母さんのクッキーにくっついていた

 

 ずんぐりむっくりした体。茶色に白がまじってる。毛なみがとてもきれいだ。日の光をあびて、きらきらしている。

 埼玉県狭山(さやま)市の智光山(ちこうざん)公園こども動物園にいるトカラヤギ。同じ運動場にはほかに、スイスなどにいるザーネン種のヤギと、毛がもこもこのヒツジがいるけれど、その中で一番小さい。

 運動場には飛び地があって、そこに行くには大人の身長よりも高い木の橋をわたるようになっている。担当の関口ちひろさんによると、橋はおととし秋ごろにできた。ヤギは高い場所が得意。「でもずっと平地でくらしてきたので、最初は1頭ものぼりませんでした」

 そこでターゲットという棒を使って練習させた。ヤギが棒の先に顔でタッチしたら、カチッと音を鳴らし、ごほうびのえさをやる。関口さんが「カカオ、カカオ」とよぶと、1頭が近づいてきてターゲットにさわった。こんなふうにターゲットにみちびかれて、橋を渡るようにしたんだ。

 ここには10頭、みんな首に名札をさげている。カカオ以外はプリンやクッキー、タルトやチョコ…みんなおかしの名前なので楽しい。

 お母さんにくっついている小さい子がかわいい。「去年の7月生まれが3頭います。春にはまた新しい命が誕生すると思うので、ぜひ会いに来てください」(文・写真、佐々木央)=2017年2月配信

 

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