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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(438)エイは淡水にもいる オレンジスポットタンスイエイ

2018.7.29 2:08
体をひらひらさせて泳ぐオレンジスポットタンスイエイ。しっぽにまでもようがある
体をひらひらさせて泳ぐオレンジスポットタンスイエイ。しっぽにまでもようがある

 水槽の中をひらひらと上にあがっては、またおりてくる。オレンジ色の丸い体に、それより明るい色の円のもようがたくさん。明るい円は体の真ん中に近い方が大きく、外に行くほど小さい。形はアカエイに似ている。

 群馬県桐生市の桐生が岡動物園の水族館にいるオレンジスポットタンスイエイ。タンスイは淡水(たんすい)のこと。塩分をふくんだ海水に対して、塩分のない川や湖の水のことだ。エイは海だけじゃなく、淡水にもいるんですか?

 「オレンジスポットタンスイエイはもともと南米の川にいます。淡水エイは、ほかに東南アジアの川にもいます」と担当の岩崎哲哉(てつや)さん。

 「おなかの方は白っぽくて、笑っている顔のように見えます。もようのちがいなどがおもしろいので人気がありますよ」

 笑っている顔を見たいと思ってねばったけれど、せなか側しか見せてくれなかった。

 尾の部分に毒があるのでさされたら大変。「でも、さされたことはありません。攻撃(こうげき)的な方ではないんです」。自然界では、えさをとるとき、砂の中にいる貝やエビの仲間をさがす。

 たまごを産むのでなく、哺乳類のように赤ちゃんを産むそうだ。ここにいるのはオス1匹だけ。「メスを入れて、赤ちゃんが生まれ育っていくところを見てもらえたら楽しいだろうなって思っています」(文・写真、佐々木央)=2016年9月配信

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