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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(435)クワの枝で遊び葉を食べる クモザル 

2018.7.23 14:44
長いうでをのばしてつかまり、高い所から見おろすクモザル
長いうでをのばしてつかまり、高い所から見おろすクモザル

 何頭ものサルたちが、鉄柱を組み合わせた空間をとびまわっている。すばしこくて写真がむずかしい。手も足も長い。でもおどろくのは、しっぽ。根元が太くて力が強そう。先は細くなっていて、何かに巻き付けて、しっぽだけでぶらさがったりする。手足と同じか、それよりも器用そうだ。

 群馬県桐生市の桐生が岡動物園にいるクモザル。担当の高沢澪(たかざわみお)さんによると、中米から南米のアマゾン川流域でくらす。桐生が岡には8頭いる。

 こんなすごい運動をするんだから、肉類をたくさん食べているのかと思ったら、ここでのご飯は「青菜、ニンジン、ミカン、バナナ、リンゴなどです」と高沢さん。

 高いところに木の枝があって、その葉っぱを食べたり、枝をむいたりして遊んでいる。楽しそうだ。高沢さんが鉄柱にとりつけたクワの枝だ。

 下は池になっていて、アヒルやカメ、コイもいる。クモザルはアヒルやカメのえさを横取りしないんだろうか。

 「夕方そうじをするとき、サルたちを部屋に入れて、その後に池の中にえさを入れるんです」

 サルは水が苦手と聞いたことがある。えさを池に入れるなら、いっしょの時間にやってもだいじょうぶなんじゃないですか? 「やったことがありますが、長いうでをのばして、すくって食べてしまうんです」(文・写真、佐々木央)=2016年9月配信

 

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