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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(433)3頭の子どもがうまれた   ホンドタヌキ 

2018.7.3 14:55

 黒と茶のまじったような色の動物というイメージだったけれど、本物をよく見ると、そうじゃない。目のまわりは真っ黒だし、ひたいや鼻すじは白っぽくて、わきばらや背中にも白い毛がまじる。

何かを警戒するような表情を見せる
何かを警戒するような表情を見せる

 群馬県桐生市の桐生が岡動物園にいるホンドタヌキは毛なみがきれいだ。木や草が生いしげる広い運動場を自由に動きまわっている。まんがや絵本では、ふとっちょにえがかれることが多いけれど、そんなふうじゃない。

 担当チームの沢田和慶(かずよし)さんによると、6月に3頭の赤ちゃんが生まれて、全部で6頭になった。

 「子どもを産んで育てやすいように、奥の方に小さい小屋をたてました。それがよかったのかなと思います。けっこう臆病というか、人間に見られるのがあまり好きじゃない動物なので」と沢田さん。お客さんに近い場所のあなで赤ちゃんをうんだ後、くわえて小屋の中に運んだそうだ。

 見ていると、子ダヌキが運動場の地面や草を点検するみたいに、あちこち歩いている。「子どもはいま、いろんなものに興味を持って動きまわります」

 子ダヌキより、ちょっと大きな1頭が近づく。「あれがお母さん」。しばらくするともう1頭。「こっちはお父さん、夫婦で子育てするんです。タヌキが子育てするようすはなかなか見られません。ぜひ来てください」(文・写真、佐々木央)=2016年9月配信

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