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文化

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生きもの大好き

動物園や水族館にはさまざまな生きものがいる。その魅力(みりょく)を探ろう。

(430)赤ちゃんガメも元気に育つ アオウミガメ 

2018.6.6 16:28

 大きなウミガメが何頭も水中を泳いでいる。福井県坂井市の越前松島水族館の「うみがめ館」。

 コマツナを食べようと水面に顔を出すアオウミガメ
 コマツナを食べようと水面に顔を出すアオウミガメ

 「こうらが黒っぽいのがアオウミガメ、赤みをおびているのがアカウミガメです」と担当の笹井清二(せいじ)さん。でも、水中ではちがいがはっきりしない。もっとかんたんな見わけ方はありませんか?

 「ここではお客さんも、えさとしてコマツナをやることができますが、それを食べに来るのがアオウミガメ。アオは草食傾向の強い雑食ですが、アカウミガメは肉食性が強いのでほとんど食べに来ません」

 海の中にはコマツナなんかない。草食って何を食べているんですか? 「海藻などですね」

 子どもたちがコマツナをやっているのに「関係ないよ」というふうに、はなれたところを泳いでいるウミガメがいた。たしかに赤っぽい色だ。

 水槽から続いて人工の砂浜が作られている。「ここで6年前と4年前にアオウミガメが産卵しました」。人工の砂浜で産卵するのはすごくめずらしい。赤ちゃんガメたちはすくすく育っている。

 「小さいうちにいっしょにすると、いじめられるので、いまは水族館の裏側にいます」。じゃあ、もうすぐ見られますか? 「大きくなるのを待つので、あと5年はかかると思います」。そのときにはぜひ見に来たいと思った。(文・写真、佐々木央)=2016年8月配信

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