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文化

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英語で言えた

「こんな時、英語ではどういえばいいのだろう」「この英語の意味は」。「英語で言えた!」は、主要ニュースの中から注目される英語表現や日本語表現の英訳を取り上げ、背景や英語の言い回しなどを分かりやすく解説します。

(266)核廃絶に向け決意

核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会が開かれ、モレイ議長(ペルー)は記者会見で核廃絶に向けた決意を新たにした。核廃絶に関する表現を見てみよう。

「核兵器なき世界を実現する唯一の方法は、世界の全市民が被爆者の気持ちになれるかだ」

"I think the only way to get the world free of nuclear weapons is if every citizen of this world becomes a hibakusha in the mind."

 オバマ米大統領は2009年にプラハで行った演説で "world without nuclear weapons"「核兵器なき世界」の実現を呼び掛けた。モレイ議長は "without" と同じ意味の「~がない」の "free of" を使った。"free of charge"「無料で」や "free of sugar"「無糖の」などの表現がある。核兵器を「廃絶する」は "abolish" や "eliminate" を使う。NPTは"(Nuclear) Non-Proliferation Treaty" の略称。"proliferation" は「拡散」や「増殖」の意味で "proliferation of bacteria"「細菌の増殖」のように使う。「被爆者」は "atomic bomb survivor" のほか、日本語の「hibakusha」でも通じることが多い。