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英語で言えた

「こんな時、英語ではどういえばいいのだろう」「この英語の意味は」。「英語で言えた!」は、主要ニュースの中から注目される英語表現や日本語表現の英訳を取り上げ、背景や英語の言い回しなどを分かりやすく解説します。

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(305)意見の不一致

 財政危機に陥ったギリシャの財務相が緊縮策見直しについて理解を求めるため、ベルリンでドイツの財務相と会談したが、打開策の合意には至らなかった。

「意見は一致しなかった」

"We agreed to disagree."

 会談後のショイブレ・ドイツ財務相の言葉だ。"agree to disagree" は外交交渉などでよく使われる言い回しで、"disagree"「同意しない」ことに"agree"「同意する」となり、つまり「意見の不一致を認める」こと。意見は異なるがこれ以上は議論で争わないという「合意」"agreement" であり、「棚上げ」に近い表現だ。この発言に対してギリシャのバルファキス財務相は "We didn't even agree to disagree."「意見の不一致さえ認め合えなかった」と述べ、両者の溝の大きさを示した。逆に「われわれは立場の違いを超えて妥協点を見つけた」と言うときは、中間地点を表す "middle ground" を使い "We put aside our differences and found a middle ground." となる。