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センター試験 2017

【Q&A】念入り手洗いで感染症予防を 

2017.1.30 16:25 共同通信
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 厳しい寒さが続くこの時期、毎年感染症が流行します。今冬は特にノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎が大流行。インフルエンザの患者数も増えています。受験シーズンまっただ中です。受験生の皆さん、万全の体調で実力を発揮するためにも、感染予防を心掛けましょう。

 Q ノロウイルスによる感染性胃腸炎はどんな病気ですか。なぜ大流行しているのでしょう。

 A 激しい下痢や嘔吐(おうと)、腹痛、軽度な発熱などの症状が出ます。特効薬やワクチンはありません。かかったら脱水症状を起こさないよう、水分と栄養をしっかり取ることが大切です。下痢止めは回復を遅らせることがあるため、厚生労働省は、使わない方が望ましいとしています。患者の嘔吐物や便を触ったり、感染した人が調理したものを食べたりしてうつるほか、ウイルスを取り込んだ貝類などを十分に加熱しないで食べたことによる感染もあります。今シーズンの患者から多く検出されているウイルスの型について国立感染症研究所などが詳しく調べたところ、遺伝子に変異が起きていて、過去に同じ型に感染したことがある人でも免疫が働かずに感染する危険性が高くなっていることが分かりました。このため大流行しているとみられます。

 Q どうやったら予防できますか。

 A 十分な手洗いが有効です。調理や食事の前、トイレ後などには、せっけんを使い、指先や指の間、手首などもしっかりと時間をかけて洗い、温水で流しましょう。調理器具などは熱湯や次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系の漂白剤などで殺菌し、調理は中心部までしっかりと加熱することが大事です。患者の嘔吐物や便には大量のウイルスが含まれるので、処理するときは直接触らず、使い捨てのマスクや手袋などを着用し、ペーパータオルなどで拭き取って廃棄してください。

 Q インフルエンザの患者数も増えています。

 A 例年1月下旬から2月上旬が流行のピークです。症状は一般の風邪に似ていますが、38度以上の高熱が出て、頭痛や体のだるさ、筋肉痛や関節の痛みなどが多いのが特徴です。ひどくなると、肺炎や脳炎を引き起こし、体の弱い子どもやお年寄りが命を失うこともあります。ウイルスはせきやくしゃみで飛ばされてうつります。予防には人混みを避けるほか、うがいや手洗いが有効です。ワクチン接種は症状が重くなるのを防ぎます。かかった人はマスクをして人にうつさないようにしましょう。

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