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(571)坂をのぼって筋肉ムキムキ   パルマワラビー 

2021.2.16 13:06
長野県飯田市立動物園のパルマワラビー。前足は短いけれど、ちゃんとえさを持つこともできる
長野県飯田市立動物園のパルマワラビー。前足は短いけれど、ちゃんとえさを持つこともできる

 茶色の小がらな体。2頭が後ろ足で立って、同じような形になって、こっちを見ている。しっぽが太くて長い。

 長野県飯田市立動物園にいるパルマワラビー。こちらの運動場にお母さんのプラリネとむすめのトルテ、となりの運動場にはオスのオランジェットがいる。

 トルテは4年前にここで生まれた。もうお母さんと同じぐらいの大きさで、すがたも似ているので、すぐには見分けがつかない。

 飼育係の大崎康平(こうへい)さんによると、オーストラリアにいるカンガルーの仲間だ。カンガルーの仲間は大型種をカンガルー、小型種をワラビー、その中間をワラルーとよぶ。

 移動するときは、後ろ足でぴょんぴょんジャンプする。たしかにカンガルーだ。

 「よその動物園のワラビーとくらべると、筋肉質でムキムキな感じがします」と大崎さん。どうしてですか? 「ここの運動場が坂になっているからじゃないかと思うんです」。坂をのぼってきたえられているらしい。

 大崎さんが気になっているのは、3頭ともかなり、おくびょうなこと。

 「来園された方だけでなく、われわれ飼育係にも緊張しているので、もうちょっとなれてくれたらいいなと思っています。いつもストレスを感じているのは、ワラビーもいやだと思うんです」(文・写真、佐々木央)=2019年5月配信

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