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(499)大型の陸上動物も襲う ナイルワニ

2019.1.6 21:06
頭を木の根元にのせるナイルワニ。おなかのあたりがふくらんでいて強そうだ
頭を木の根元にのせるナイルワニ。おなかのあたりがふくらんでいて強そうだ

 

 17種のワニがいる静岡県東伊豆町の「熱川バナナワニ園」。それぞれのちがいなどを、園の神田康次(こうじ)さんに教えてもらいながら歩いた。
 「本園・ワニ園」のナイルワニの前で「このワニは気性があらいので、掃除の時には気をつかいます」と神田さん。
 じゃあ、この網の上から写真をとるのもあぶないですか? おそるおそる聞くと「それはだいじょうぶですよ」。
 ナイルワニはアフリカにいる。「大きくなると、4、5メートルになって、ヌーなんかも襲うんです」。ヌーは牛の仲間で、体重が200キロをこえる大きな動物だ。
 それにしても水の中が得意なワニが、陸上動物のヌーをどうやって襲うんだろう。本園の建物に説明を書いたボードがあった。「ワニは優秀なハンターです」というタイトル。
 「ワニは見つからないようにほかの動物を見ることができます。それは目と鼻、口が頭の上側についていて、体の大部分を水中にかくせるからです」。そうか、そうやって水を飲みに来たときなどに、襲うんだ。
 「あまり速く走ることはできませんが、水中での動きは敏速です。突然襲いかかり、えものを水中に引きずりこんでおぼれさせます」
 ナイルワニは口をとじていても歯ならびが見える。やっぱりちょっとこわい。(文・写真、佐々木央)=2017年12月配信

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