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(498)大きくてもすばしこい ミシシッピーワニ 

2019.1.5 16:55
ゆっくり泳ぎながら水面に顔を出した
ゆっくり泳ぎながら水面に顔を出した

 

 大きなワニが1頭、陸に上がっていた。目を閉じている。眠っているのかな。そのわきの池をゆうゆうと泳いでいるワニもいる。と言っても水面の下、大きな影が見えるだけ。まわりを魚たちがちょろちょろしている。しばらくすると、目玉と鼻のあたりを水の上に出した。迫力がある。
 静岡県東伊豆町の「熱川バナナワニ園」は3カ所にわかれていて「分園」のワニ放流池では、ワニたちが泳いだり、日なたぼっこをしたり、のびのびすごすようすを見ることができる。
 園の神田康次(こうじ)さんによると、陸と水中にいるのはミシシッピーワニ。別名をアメリカアリゲーターと言い、北アメリカの南東部にいて、体長4メートルをこすこともあるそうだ。
 ワニといっしょにいる魚は、ワニの体に付いたものなんかを食べて、掃除してやっているんですか?
 「テラピアという魚ですが、掃除しているわけではなくて、池のコケなどを食べてくれています」。強そうなワニのそばで、こわくないんだろうか。
 「ミシシッピーワニはワニの中ではおとなしい方です。でも相性が合わないと、なわばり争いをすることもあります」
 別のワニが気になって、ちょっと目をはなしたら、陸にいた1頭が水に入っていた。大きくてもすばしこいみたいだ。(文・写真、佐々木央)

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