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(492)次々に赤ちゃん生まれる クチヒロカイマン 

2018.12.26 11:49
生まれたばかりのクチヒロカイマンの赤ちゃん。飼育員さんの手に乗るほど小さい(熱川バナナワニ園提供)
生まれたばかりのクチヒロカイマンの赤ちゃん。飼育員さんの手に乗るほど小さい(熱川バナナワニ園提供)

 

 静岡県東伊豆町の「熱川バナナワニ園」には17種、140頭ものワニがいる。「本園・ワニ園」に入ると、いきなり最初の水槽で子ワニが重なり合っていた。「クチヒロカイマンという種です」と園の神田康次(かんだ・こうじ)さん。

 「カイマン」はワニのこと。「クチヒロ」という名前の通り、口がとがっていなくて丸く広い。

 「この子たちは3歳。この水槽には7頭いて全部この園生まれです」と「ことしもクチヒロの赤ちゃんが6頭生まれました」。そんなに次々に繁殖したら、居場所がなくなっちゃわないかな。

 「クチヒロは小型のワニで、大きくなっても2~2・5メートルぐらいです」。小型と言っても大きい。南米・アマゾン川のあたりにいるそうだ。

 繁殖で大切なのは何ですか?「卵を産む前に巣材を入れる。そのタイミングですね」。巣材は夏場に刈り取った芝だ。それを冷凍しておく。

 「産みたくて産みたくてたまらないぐらいのときに巣材を入れるといいんです。まだまだなのに入れると、落ち着きがなくなってしまいます」

 神田さんは今年、卵を産む場面の動画撮影に成功した。「芝をかきだしているのが見えたので、これは産むなと思って、運動場の中に入ってとりました」。あぶなくないんですか?「産んでいる最中は夢中になっているのでだいじょうぶです」(文・佐々木央)=2017年10月配信

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