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文化

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(518)転がすとえさが出るボール シマスカンク 

2019.9.15 8:00
頭から背中にかけて白いシマスカンク。鼻すじの白は形がいろいろだ
頭から背中にかけて白いシマスカンク。鼻すじの白は形がいろいろだ

 全身もこもこした毛におおわれている。白と黒のくっきりした色、太いしっぽ。飼育係の石坂未樹(みき)さんに抱かれて、お客さんの前に出てきた。おとなしくしている。
 石坂さんが「さわれますよ」と言うので、ちょっとさわったら、ふわふわの毛で気持ちいい。
 神戸市の神戸どうぶつ王国。北アメリカの動物を集めた「ロッキーバレー」にいるシマスカンクだ。石坂さんのうでの中にいるのは昨年7月に生まれた子ども。お母さんが育ててくれなかったので、石坂さんたちが育てた。「だからこんなことができるんです」
 名前はアクセル。車のスピードが上がるみたいに「元気で活発に育つように」と名付けた。
 運動場にはお父さん、お母さんをふくめ3頭いて、黄色いボールを頭で転がしている。「転がすと、えさが出てくるようになっています。楽しんでやっているようですよ」
 夜行性なので、ほうっておくと昼間はほとんど動かない。ボールは動くところを見てもらうための工夫だ。
 スカンクは敵におそわれると、ものすごくくさいにおいを出すことで有名。でも、鼻すじにも白い線が入ってきれいだ。
 「体が白黒なのも、この鼻の白い線も、目立つようにして、食べようとするとあぶないよと警告しているんだと言われています」(文・写真、佐々木央)

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