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文化

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【3750】会津娘 純米(あいづむすめ)【福島県】

2019.3.15 15:45
福島県会津若松市 高橋庄作
福島県会津若松市 高橋庄作

【H居酒屋にて 全2回の②完】

 A銀行の山が好きな人たちを年2回ほど、気軽に楽しめる山に案内している。登山が終われば反省会が必ず開かれる。ま、飲むために登っているようなものだ。そのとき、メンバーそれぞれが、わたくしが飲んだことがないであろう蔵の酒を持ち寄って、わいわい味見をするのがお約束となっている。

 今回、わたくしにとっての初蔵酒は「能登末廣 本醸造」1種類。まずこれをいただき、次に、わたくしが飲んだことがない「会津娘 純米」をいただいた。「会津娘」は、これまで当連載で2種類を取り上げているが、この酒は初めて。いかにもこの蔵の〝レギュラー看板酒〟といった顔をしている。冷酒でいただいてみる。

 酒蛙「直前に飲んだ『能登末廣』同様、これも辛い」
 F 「口当たりがさわやか」
 酒蛙「旨みが出ている。やわらかなタッチで、温かみのある素朴な味わい。出しゃばっている部分がなく、落ち着き感がある」
 F 「おいしい」
 酒蛙「旨みと辛みが立つお酒。セメダイン香(わたくしが好きなベンゼン環芳香族系の芳香)を伴うアルコール感がすこし感じられる。やや淡麗寄りのお酒に感じた。肩肘張らず、気軽に飲めるタイプだ」

 蔵のホームページはこの酒を「仄(ほの)かな香の旨口純米。冷・常温・ぬる燗で」と紹介している。

 瓶のラベルの表示は「原材料名 米・米麹、精米歩合60%、アルコール分15度、国産米100%、製造年月2018.9」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だが、蔵のホームページは「原料米 会津産 五百万石」と開示している。

 酒名「会津娘」の由来について、コトバンクは以下のように説明している。「酒名は、人情味豊かで物静かだがしんの強い会津娘の美しさにあやかり命名」と説明している。

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