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文化

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【3749】能登末廣 本醸造(のとすえひろ)【石川県】

2019.3.14 17:02
石川県輪島市 中島酒造店
石川県輪島市 中島酒造店

【H居酒屋にて 全2回の①】

 A銀行の山が好きな人たちを年2回ほど、気軽に楽しめる山に案内している。登山が終われば反省会が必ず開かれる。ま、飲むために登っているようなものだ。そのとき、メンバーそれぞれが、わたくしが飲んだことがないであろう蔵の酒を持ち寄って、わいわい味見をするのがお約束となっている。

 今回、わたくしにとっての初蔵酒は1種類あった。それは「能登末廣 本醸造」だった。「末廣」のラベル字が福島県会津の「末廣」とそっくりだったため、最初わたくしは「末廣、飲んだことがあるよぉ~。会津の酒だろ? けっこう知られた銘柄だよぉ~」と、ブーブー不満を言い募る。すると提供者は、にやにや笑いながら「チッチッチッ、これは石川のお酒です」ときたもんだ。むむむ、まんまと奴の術中にはまってしまったぜ。でも、わたくしにとっての初蔵酒だからとてもうれしい。さて、いただいてみる。

 酒蛙「辛口酒だけど、当たりはやわらかい」
 S 「辛口かな、飲みやすいっす」
 K 「辛みがある」
 F 「個人的に好き。懐かしい味のお酒だね」
 E 「飲みやすい。飲み放題に提供されるような酒質だ」
 酒蛙「甘みもある。旨みは適度に出ているが、酸をやや抑えているか」
 I 「昔、父親が晩酌に飲んだ酒に味わいが似ている」
 S 「うん、懐かしい」
 酒蛙「すっきりした飲み口だ。クセがあまりないね」

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。

「能登末廣 <能登上撰>   当酒蔵の代表銘柄。輪島で最も古い伝統を伝える蔵が送り出す銘柄であり、広く、永く愛され続けている清酒。時代の要望に連れてどんどん高品質化している当蔵の基幹銘柄。蔵元杜氏が吟味して醸した本醸造酒。旨味重視の味・こく・のど越しの良い、三拍子揃った味わえる酒。なべ料理・すき焼き・さばのトコトコ煮やサザエの麹漬・さざえ節などにぴったりです」

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分14度以上15度未満、原材料 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール、精米歩合65%、製造年月31.1」で使用米の品種名を書いていないが、蔵のホームページでは「原料米 五百万石100%」と開示している。

 酒名「能登末廣」の由来についてコトバンクは「酒名は、のちのちまで多くの人に愛飲してもらいたいとの願いを込めて命名」と説明している。

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