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文化

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【3744】鳩正宗 特別純米 直汲み 生酒 ブルー(はとまさむね)【青森県】

2019.3.9 20:14
青森県十和田市 鳩正宗
青森県十和田市 鳩正宗

【北海道・青森県の酒 全5回の⑤完】

 なじみのH居酒屋から「お酒を4本入れたので、テイスティングに来てください」と連絡が入った。わたくしは、酒質を1行で説明する「酒メニュー」を作ってあげている。お客さんが酒を選ぶとき、酒質が分かると選びやすいからだ。そのためにはまず飲まなければならない。

 おっとり刀で暖簾をくぐったら、店主の友人Mが北海道&青森県のかなりマニアックなお酒5種類を差し入れてくれたとのこと。まずは、先にそちらを飲んでみることにする。

 北海道の「千歳鶴 特別純米 北海道限定品」 、青森県の「武士道 純米大吟醸」「岩木正宗 七郎兵衛 特別純米 辛口 華吹雪」「田酒 純米吟醸 山廃」を飲んだあと、最後にいただいたのが「鳩正宗 特別純米 直汲み 生酒 ブルー」だった。3つ前に飲んだ「武士道」と同じ蔵のお酒だ。さて、いただいてみる。

 おおおおっ、旨い、旨い!!! リンゴのような上立ち香。含んでもリンゴの風味。甘旨酸っぱい味わい。とくに酸がチャーミング。飲み口が軽めだが、しっかりとした味わい。とろみ感があり、ジューシー&フルーティー。芳醇旨口。余韻は軽い苦み。日本酒を飲んでいる感じがしない。それほどジューシー。

 瓶の裏ラベルの表示は以下の通り。「アルコール分17度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合55%、原料米 華吹雪100%(青森県産)、製造年月18.12

「華吹雪」は、青森県農業試験場が1974年、母「おくほまれ」(祖母が「山田錦)と父「ふ系103号」(祖母が「ササニシキ」)を交配。育成と選抜を繰り返し開発、1988年に品種登録された酒造好適米だ。青森県の「田酒 特別純米」の使用米が「華吹雪」であることのほか、福島県会津の「飛露喜」がブレイクしたきっかけとなった「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」の最初の使用米が「華吹雪」だったことは、広く知られているところだ。

 蔵名および主銘柄名「鳩正宗」の由来について、コトバンクは「酒名は、かつて白鳩が蔵元の神棚に棲みついたことに由来」と説明している。

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