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文化

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【3613】聖 別誂 渡舟 GOTH 純米吟醸 中取り 生酒(ひじり)【群馬県】

2018.10.29 21:13
群馬県渋川市 聖酒造
群馬県渋川市 聖酒造

【M居酒屋にて 全6回の⑤】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回はSA、SI、Y、H、わたくしの、5人での例会となった。

「寿々兜 辛口純米」「春乃峰 光風霽月 純米吟醸」「近江龍門 特別純米」という、わたくしにとっての初蔵酒を3種類飲んだあと、店主は「屋守 純米吟醸 無調整 仕込み21号」に続いて「聖 別誂 渡舟 GOTH 純米吟醸 中取り 生酒」を持ってきた。

「聖」は今回の酒を含め、当連載で3種類を取り上げている。甘みがあり濃醇な酒、というイメージがある。今回の酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「甘旨酸っぱい」
 SA「濃いなあ」
 酒蛙「吟醸香が適度。後味がずっと続く。濃醇でしっかりとした味わいだが、きれい感もある。これ、旨いなあ」
 H 「うん、これ、いいよ」
 酒蛙「甘みと旨みが出ており、甘みは飴的。余韻は苦みと渋み」

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分16度以上17度未満、原材料 米・米こうじ、原料米 滋賀渡舟100%、精米歩合50%、仕込記号 29BYタ-31、製造年月30.06」。

 ネット情報によると、「渡船」は1895年に滋賀県立農事試験場が備前雄町から選抜した系統とのこと。また「渡船」について、茨城県石岡市の酒蔵「府中誉」のホームページは以前、「幻の酒米『渡船(わたりぶね)』を復活 地元産の酒米で真の地酒をめざす」と題し、以下のように説明している。

「明治・大正期の酒米『渡船』は山田錦の親にあたる品種で、背丈が高い上に収穫時期が遅く(10月末)、病中害(ママ。病虫害だとおもう)に弱いなど栽培は容易ではないため、作付けは途絶えておりましたが、酒造りに最適な超軟質米であることが知られておりました。弊社は、平成元年、つくば市の生物資源研究所から貴重な種籾一握りを分けて頂き、全国で唯一、地元つくば山麓の谷津田で丹念に復活栽培して参りました。 この米で仕込んだ清酒『渡舟』は、他の酒米のそれにはない、独特のふくよかな香味の酒としてご評価いただいております。
 平成8年・10年には、酒米『渡船』で醸した『大吟醸渡舟』は、全国新酒鑑評会にて金賞の栄を賜りました」(【酒蛙注】山田錦の父親は、一般的には「短稈渡船」とされている)

 GOTHとは??? ネット情報によると、黒っぽい服を着て厚化粧をしている人でパンクロック系に多いとか。だから酒ラベルも黒地に黒文字か。写真を撮るときたいへん苦労する。店頭に出しても目立たない。写真に撮りやすいラベルにしてほしいなあ・・・。99.99%の人はGOTHの意味が分からないとおもうので、これを酒名にするのなら、裏ラベルで説明が必要だ。

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