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文化

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【3611】近江龍門 特別純米(おうみりゅうもん)【滋賀県】

2018.10.28 11:59
滋賀県東近江市 近江酒造
滋賀県東近江市 近江酒造

【M居酒屋にて 全6回の③】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回はSA、SI、Y、H、わたくしの、5人での例会となった。

 わたくしは、全国の全現役蔵の酒を飲むことを目指しており、M居酒屋の店主がこれに賛同。わたくしにとっての初蔵酒をせっせと探し集め、出してくれる。

 店主は冒頭、「今回の初蔵酒は滋賀県の3蔵です」と高らかに宣言。飲んだ現役蔵が1100蔵を超えたいま、なかなか初蔵酒を探せない中、3蔵も探してくれたなんて、ありがたい。感謝感激だ。「寿々兜 辛口純米」「春乃峰 光風霽月 純米吟醸」に続いて「近江龍門 特別純米」をいただいてみる。以上3種類が、わたくしにとっての初蔵酒だ。

 酒蛙「おやおや、これも昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味がする。今日これまで飲んだ『寿々兜』『春乃峰』と今回の『近江龍門』はみんな同じタイプの味わいだ」
 Y 「うん、みんな同じだね」
 H 「同じだ」
 酒蛙「“押し味”がある」
 SA「みんな味が似ているよね~。すごいことだよね~。蔵が違うのに、3つとも味の方向性が一致しているなんて!」
 酒蛙「旨みと酸が出ている。これまで飲んだ3つの中で、味が一番強いのは『寿々兜』、クラシカル香味が一番強いのは『春乃峰』。今回の『近江龍門』は、『寿々兜』と『春乃峰』の中間みたいな感じだ」

 瓶のラベルの表示は「アルコール分15度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、製造年月30.4月」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 蔵のホームページは、「全国燗酒コンテスト2018」のプレミアム燗酒部門で、「近江龍門 特別純米酒」が4年連続で金賞を受賞した、と報告している。 

 酒名「近江龍門」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「近江の国、滋賀県の湖東地方に位置する永源禅寺。その奥山にある幽玄の滝『識蘆ノ滝』は、禅寺では、秘境に糸引く『龍門の滝』と呼ばれています。人の心を幽玄の世界に導く幻の酒として、管長様から命名を戴きました」

 蔵のホームページによると、識蘆ノ滝(しきろのたき)は室町時代後期、小倉実澄が建てた識蘆庵に由来する名をもつ美しい滝。二段25メートルの滝は広い滝壷にエメラルドグリーンの水をたたえる、とのこと。

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